【私の在宅ワーク】校閲のお仕事内容は?この仕事に向いている人&大変なところ

私は在宅でWEBライターをしながら、校閲のお仕事もしています。


ぶっちゃけると、WEBライターとしての収入よりも校閲のお仕事の方が何倍もあるので、もうWEBライターと名乗っていいのか、校閲者と名乗るべきなのか悩むところです(笑)

この私のやっている校閲というお仕事、どんな仕事か知っているでしょうか?

ずばり、 文章の誤字脱字チェック、日本語チェック、事実確認 などをメインにお仕事しています。 

ついでに言えば私自身がWEBライターなので、SEOのアドバイスや構成の作り方などもアドバイスさせてもらい、ライター育成面にも力を入れています。 


そんな私の仕事内容、校閲という仕事内容をご紹介します!


校閲ってどんな仕事?


ママの仕事ってひたすら文章読む仕事だよね! 

と子供たちから言われていますが、その通り、校閲はひたすら文章を読む仕事です。  

大事なのは読みながら何をするか、ですけどね! 

その”何をするか”、を紹介します!  


文章の誤字チェック 

まず、校閲と聞くと大体の人は思いつくのが、誤字脱字チェックですよね。 

・漢字を間違えている 

・文章が途中で切れている 

・句読点が必要以上に多すぎる 

・余計な文字が入っている 

などが一般的な誤字脱字チェックです。 


 他には、 

・漢字で書いた方が分かりやすいのにひらがなになっている

 ・難しい漢字で誰でも読めるものではないのに漢字である、またはフリガナを打っていない 

などもチェック対象です。 


日本語のチェック 

日本語として意味が通じやすいかどうかもチェックします。 

・文にねじれがないか(主語と述語がつながっていない、途中で内容が変わっている) 

・「ら」抜き言葉、「い」抜き言葉がないか 

・話し言葉のような砕けた表現になっていないか 

などが主なチェックポイントです。 


 コピペチェック 

コピペチェックは必須です! 

コピペの疑いのあるところは、重複しているサイトへ行き、どの程度重複しているかをチェックします。  

明らかにリライトしているだけではないか(単語の順番を入れ替えているだけではないか、言い換えているだけではないか)をチェックします。 


事実確認 

文章に書いていることが本当であるかどうかもチェックします。  

この作業はある程度、私にも知識があるものだと読んでいるだけで、「事実じゃない!」と分かるのですが、未経験or全然知らない分野だと調べるのが結構大変です・・・ 

文章が上手な人にそれっぽく書かれていると、「へぇ、そうなんだ!」と納得させられそうになります(危ない)  


ルールチェック 

誤字脱字、日本語のチェック、事実確認などをチェックすると書きましたが、一番重要視するのはこのルールチェックです。  

ルールチェックとは、それぞれの案件の条件に沿って文章が書かれているか、をチェックすること。

クライアントさんが望んでいる文章の書き方、文体、使ってほしい言葉いけない言葉、最終的にどういう結論にしてほしいか、などの条件があります。 

それに沿っているかチェックをします。


 A案件では「◎◎」という言葉を使うことが必須だったけれど、B案件では絶対NGなどよくあります。  

なので、私自身も文章をチェックする前に案件ごとの条件を読み込んでからチェックしています。 


SEOの観点からのチェックを任せられることもあります。  

自分自身のライティングの勉強になりますね♡ 


ライターさんへのフィードバック 

文章をチェックしたらおしまい、というわけにはいきません。 

その文章を書いたライターさんへのフィードバックも大切な仕事です。  


良文章を書いたライターさんへはいいところを、チェックバック(ライターさんへ差し戻し)の場合はどの点を修正してほしいか、をフィードバックします。 

ライターさんが修正しやすいよう、次書くときの参考にしやすいようなフィードバックをこころがけています。(この点はまだまだできていないと感じますが・・・)  


校閲の仕事はどうやって見つけるの? 


ここまで読んで、校閲の仕事がやってみたい!と思った方! 

私の経験も踏まえて、どうすれば校閲の仕事を見つけるのかをまとめました♡ 


 校閲の仕事に応募する 

私が今している校閲の仕事のひとつは、自分で応募しました!  

たまたま、WEBライターをしていたサイトで、校閲の仕事を募集していたので手を挙げたのです。


 簡単なチェックテストや研修期間もあり、無事に校閲の仕事を任せてもらえるようになりました。

 もし今ライターをしていて、同時にそのサイトで校閲者も募集している、ということがあったら思い切って応募してみましょう! 


声をかけてもらう 

もう一つ別のところで校閲の仕事をしているのですが、そちらも元々ライターをしていたサイトで、編集部の方から声をかけていただきました。  

ライター目線でチェックをしてほしいとのことで、校閲の仕事を任せていただけることになりました。 

未経験だったのに、任せていただけて嬉しかったです♡  


クラウドソーシングサイトで探す 

クラウドソーシングサイトで募集をしていることもあるので、チェックしてみましょう。  

未経験の方やなかなか募集しているサイトが見つからないという方は、クラウドソーシングからの応募が現実的で見つけやすいのではないでしょうか。 


ココナラなどのサイトで校閲してほしい人を募集する 

私はまだ経験はありませんが、ココナラなどのサイトを通じて、文章の校閲をしてもらいたいという方を募集するのもいいかと思います。 

 校閲のスキルを売るのです。  

これにはある程度の経験やスキルが必要かと思いますが、私もいつかやってみたいと思っている仕事の増やし方です。 


 校閲の仕事が向いている人はどんな人? 


私が思う校閲に向いていると思うタイプの人は次のような人です。  


・文章を読むのが好きな人 

もうひたすら文字を読んでチェックする仕事なので、文字を読むのが苦手という人はもちろん向いていないかと思います。  

文章を結構読んでいれば、文章の違和感にも気づきやすいので、仕事もしやすいです。  

 私も文章を読むのが好きで、とにかく暇があったら何か自分の糧になる文章を読んでいたいタイプです(笑) 


・間違い探しが好きな人 

私は小さいころから間違い探しが大好きで!  

すぐに見つけてしまって、友だちや家族と一緒にやっていると、見つけるのが早すぎだと文句言われる子供でした(笑)  

学校のお便りとかの誤字を見つけては先生に指摘するような、生意気なやつです。

 参考書や問題集、本の誤字や文章のおかしいところを見つけては、書き込んで直すのが好きという、ちょっと変わった人間ですので、校閲の仕事は趣味の延長のようなものです。  


そういうのが好きな人には、天職のような仕事だと思いますよ! 


・WEBライターとしての経験がある人

これはあくまでWEB用の文章を校閲するには、になるのですが、WEBライターの経験があると、ライターさん側の目線や気持ちが分かります。  

ライターさんの立場に立ったフィードバックができるのは、重要なスキルではないかと私は思います! 


・教えるのが好きな人 

教えるのが好きな人は、フィードバックが上手だと思います。 

私自身も家庭教師や塾講師の経験があるので、教えるのが好き!と思っていたのですが、相手は子供ではなく大人なので、なかなか伝わりにくいことがあります。  

子供って素直に何でも受け入れてくれていたところがあるのですが、どうしても大人って「こうと思ったらこう!」という人もいますし、何度言っても修正をしてもらえないなどの時は気持ちくじけます・・・ 


特に自分より年上だと分かると、強く言えないところがある、と校閲の仕事をしていて初めて気づいた自分の弱点です・・・  

でも、正しい知識をどんどん勉強していくことで自信をつけ、堂々と「ここはこうしてください!」と指摘できるように、やっと最近なってきました。 


校閲をしていて大変なことは? 

校閲の仕事は私にとって楽しい仕事ではあるのですが、大変なことももちろんあります・・・ 

ライターさんにどう伝えればいいのか悩む 私の仕事はライター育成という点も校閲の仕事内容として任せられているところがあります。  


  • 何度言っても誤字脱字が多い 
  • ルールを理解してくれない 
  • 指摘すると落ち込まれる(笑) 


指摘すると言い返される などがあり、どういうようにフィードバックすればいいのかで半日悩んだこともあります。  

でも今は、これが私の仕事なんだから、ダメなところはダメだとはっきり言おう!と心に決めています。

その分、勉強などの努力は欠かせませんけどね! 


案件ごとのルールの把握に時間がかかる 仕事内容のところにも書きましたが、案件によってルールが全然違うという仕事があります。  


そのルールの把握に思った以上に時間がかかるんですよね・・・ 

キーワードは必ず含める、文章の転換はこうする、構成が細かく指示されている案件などもあります。 

 文章を読みながらも、またルールをチェックしにいく、なども多々あります。  

この部分は大変ですけど、自分だったらこう書くだろうとか、この人の展開のさせ方上手だな!とか思いながら読んでいると、大変ライターとして勉強になります♡ 


校正と校閲はどこが違うの? 

校閲の仕事を探していると、校正という言葉も見かけると思います。  

この2つの言葉、いったいどこが違うんでしょうか? 

一緒な意味で使われる場合もあるようですが、一般的には次のように使い分けられているようです。


校正 文章を読んで、誤字や脱字、文章の構成などの間違いを修正すること。  

校閲 文章を読んで、文や字の間違いはもちろん、事実確認まですること。


つまり、構成は内容の正誤やルールに沿っているかどうかの適否を確認する作業です。 

校閲は校正+αの作業があるというイメージですね!  


まとめ 

あまり知られることが少ない校閲の仕事。 

どのような仕事か、なんとなくでも知って頂けたでしょうか? 


私はライターの仕事も好きですけど、校閲の仕事も誇りを持っています。 


少し書きましたが、今は校閲の仕事もクライアントさんと契約を結んでやっていますが、将来的には独立してココナラなどで校閲スキルを売ってみたいと思っています。 

自分の書いた文章が世に出て、残るというライターと比べると地味な仕事ではありますが、これからも続けていけそうな仕事だなと思います。 


 興味を持った方はぜひ、校閲者仲間になりましょう♡

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